学生&卒業生が語るキャンパスライフ

キャリア

企業や自治体といった垣根を超えて、
“いのち支える”活動を多方面で展開

早稲田大学 2010 年 教育学部 国語国文学科 卒業
富山県出身
厚生労働省 自殺対策推進室 広報担当

Profile

2012年、大学院政治学研究科修士課程修了。博報堂プロダクツを経て佐渡テレビジョン、秋田朝日放送でいのち支える番組制作などに携わった後、2015年、内閣府自殺対策推進室の広報担当職に転身。「いのちつなぐFacebook」などによる情報発信のほか、啓発活動の一環としてラジオなどにも積極的に出演している。
※2016年4月に厚生労働省へ移管


“いのち支える”活動に少しでも貢献したいと、学業やさまざまな取組みに精を出しました。きっかけは大学2年生の時に受けた、高校時代の友人が自ら命を絶ったという悲報でした。何もできなかった後悔から、以来、自殺対策を生涯の目標にしています。

将来を考え、地元の放送局でラジオパーソナリティを経験した際に「もう少しだけ生きてみようと思えた」とリスナーから貰った言葉を思い出し、全学共通副専攻のジャーナリズムを選択。沖縄の米軍基地やホームレスの方への取材など、生きた学びでジャーナリズムの重要性を実感し、多くの方に届けられるメディアだからこそ、誘発の危険性と予防の可能性を研究する必要があると思い、大学院へ進学しました。WHOのメディアガイドラインを用い、憲法学の川岸令和教授の下で自殺予防におけるメディアのあり方を考えた2年間は、今の活動を進める上での基盤となっています。

大学院修了後、広告会社やテレビ局の社員として、いのちに関する啓発活動に取り組みましたが、自殺とはあらゆる社会問題と絡みあっていることからも、予防を国民一人ひとりに促す必要があり、行政の立場で「人と情報」「人と人」をつなぎたいと考え、転職を決意しました。現在は全国各地の方々との連携、SNS による若い世代に向けた情報発信など、多方面に活動を展開しています。

社会を変えていくのは人であり、人自身を変えるのも、また人です。早稲田の魅力は自分の可能性を広げてくれる人との“縁”を結べることにあります。実際に、私の活動を知って協力を申し出てくださる先輩方にも恵まれました。これから早稲田を目指すみなさんには、キャンパス内外でつながる縁を大切にしてほしいですね。

※情報は取材当時のものです。

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