明治という激動の時代に、4人の青年が母国日本の発展のためにアメリカへ留学しました。4人の名は相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格。彼らは帰国後の1880年(明治13年)に経済科と法律科からなる「専修学校」を創立します。日本で初めて経済学と法律学を共に学べる高等教育機関でした。
今の大学生とさほど変わらぬ歳に海を渡り、帰国後、新しい時代を担う人材をひとりでも育てようと志した創設者たち。その熱い思いは、21世紀ビジョン「社会知性の開発」として今も脈々と受け継がれ、常に社会の要請にこたえる人材を輩出し続けています。